ネズミの音楽会

ネズミに音楽会をさせるのだ。

　どのネズミもうらぶれた場末からやってきた、不良ネズミども。何十匹もの集団の中に、「少佐」と呼ばれるネリーダー格のネズミがいる。

　ネズミが楽譜の中にいる。譜面を進むにつれて、皿をけり上げたり、鈴を鳴らしたりして音楽を奏でるのだ。

　なかなかうまくいかない。どうやらネズミの間に不協和音が生じているよう。


ネズミ使いの老婦人がいる。

　いままで「品の良い」ネズミたちと数々の音楽賞を総なめにしてきた手強い老婦人だ。その人に意見を借りに行く。やはり「少佐」を手なずけることがキーらしい。

　やさぐれた態度の「少佐」に、パンケーキのかけらを齧らせながら、なんとかネズミどもの集団をまとめようとする僕。やっと光が見えてきたところで、目が覚めた。


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　しばらく前から夜更かししてみていた「攻殻機動隊」と、これもしばらく前に見たピアノの生演奏が影響しているのかもしれない。

前日の内服：
アモキサン 20mg X3 アサ・ヒル・ヨル
パキシル　40mg/ヨル

この日記の趣旨

三環系抗うつ薬の中には、強烈な「悪夢」を副作用として持つものがある。

いつもいつも悪夢に悩まされてばかりではしゃくなので、その日（前夜から朝にかけて）見た夢の内容を思い出せる範囲で書き留めておこう、と思う。

ついでにその日飲んだ処方も記録しながら。